今野 ガンバVアシストで波乱演出だ

 “3強食い”で最後の意地を見せる。優勝がかかる浦和と26日に対戦するFC東京は25日、都内のグラウンドでミニゲームなどを行い調整した。

 倉又監督は、得点王レースを走る浦和のワシントンを封じるため、DFジャーンに徹底マークを命じた。また、23日の横浜M戦ではセンターバックだった、日本代表でもあるMF今野を本職のボランチに戻し、積極的な攻撃参加をさせるつもりだ。当の今野も「ミドルシュートを何本か打ちたい」と外から相手の強力DFを揺さぶる覚悟だ。

 優勝を目指すチームをつまずかせる“空気の読めないチーム”といわれてきた。05年は後半ロスタイムに同点に追いつきC大阪の優勝を消滅させ、今季も優勝争いをするG大阪、川崎に勝利した。

 首位を走る浦和も例外ではない。今野は「(浦和戦には)おれたちが勝つほうが空気を読めてると思う。それでガンバに優勝してもらいたい」と、G大阪の奇跡の立役者劇をサポートするつもりだ。

デイリースポーツ - 23時間前