キケ・フローレス監督、ビージャを練習から追い出す


バレンシアのキケ・フローレス監督は、木曜日(9日)のミニゲーム中にプレーを続けずにボールを上に蹴飛ばしたビージャを練習から外した。ビージャは、これに対し、すね当てを地面に叩きつけ、近くにあったボールを蹴り飛ばした。練習には、ビージャの父親も来ていたが、息子がグランドから去るとその後を追った。キケ・フローレス監督も5分後にグランドを去った。

練習に駆けつけたサポーターの話によると、ビージャは練習中にキケ・フローレス監督から、「いつも同じようにプレーしなくちゃだめだ。もし、我々が同じようにプレーしていれば、負ける試合などない」などの言葉を全てビージャに向けていたと言う。

その後、キケ・フローレス監督は、練習を止め、ミニゲームを行うためにゴールを移動させていたが、ビージャはそれを手伝おうともしなかった。そして、ミニゲームの途中にボールを蹴り上げると、キケ・フローレス監督は、「もう、辞めちまえ」と怒鳴りあげたようだ。ビージャは、すね当てを投げつけ、近くにあったボールを蹴り飛ばした。

ビージャは、コメントを残すことなく、約束されていたテレビの取材も拒否。父親と練習場を後にした。尚、バレンシアはこの事態についての説明を行っていない。

ライブドア・ニュース - 2006年11月10日